宝池寺 八大龍王宮

尼僧院ほのぼの日記

このブログは、檀家なし、信者なしのお寺にやってきた尼僧さんのほのぼの日記になります。 まだまだ数少ない、お寺で生きる尼僧という生き方があることを知ってもらいたい。 少しずつ変化していくお寺を観て頂くことでこの人里離れたお寺を知って頂きたい。 そんな思いで書いてます。

伝説の僧侶に会いました 長文

11月15日12時(ごろだったハズ)

大阪でも南大阪のスーパーに(私服で)寄った帰り
イズミヤの裏を歩いていたら
向こうからチリーンチリーンと鈴の音とお経が聞こえてきました

ふと見ると 托鉢の鉢を手にかなりの速度で歩いて来るお坊さま

かなりの修行をつまれているのか、ただのお坊様ではないと
遠目でも一瞬でわかりました。

かなりの早足であっという間に横を通りすぎるお坊さま

自分でも分らなかったのですが、慌てて

「お坊様、、、雲水さーん 雲水さーん」と声を掛けていました

気が付いて側にきて下さり見ると
禅宗の衣、裸足に手作りの藁草履

そして、笠を外して下さったのでお顔を拝見したら
まだ若くステキな方でした

「どちらから来られたのですか?」と

普通の人として会話し普通の人として
お布施を鉢に入れさせて頂く自分

「東北から来ました 京都お寺に行くので、ついでに知人のお寺に寄る途中です」

とのこと、お加持もして頂きました

(久しぶりに 誰かに加持をしてもらうと本当に嬉しいですね)

あまり話し込んで旅の邪魔をしてもダメですが
余りにステキなので 緊張してしどろもどろになって終了させてしまいました

頂いたお寺の紙を大切に持ち歩き
知人の禅宗坊さんに紙をみせて コノ話しをしたら
東北の震災で伝説の僧侶となった方だそうだと判明

なぜ あんなスーパーイズミヤの路地で出会ったのか
ナゾです

注意 この場合のステキとは行を積まれていて神々しく感じたという意味です

調べてみたら
小原宗鑑さん
コノ写真が一番 印象に近いです