宝池寺 八大龍王宮

尼僧院ほのぼの日記

このブログは、檀家なし、信者なしのお寺にやってきた尼僧さんのほのぼの日記になります。 まだまだ数少ない、お寺で生きる尼僧という生き方があることを知ってもらいたい。 少しずつ変化していくお寺を観て頂くことでこの人里離れたお寺を知って頂きたい。 そんな思いで書いてます。

仏教信仰とは2−2 NEW

佛様に手を合わせるとは佛教を知る学ぶということ

要するに

知恵を身につけることだと考えています

それぞれが各々の正しさや思いを持って佛様に向き合うのです 

祈りは見た目の姿勢ではありません

心の姿勢です

そこに戒律が存在するのです

一般の方は十善戒

  • 身業
    • 不殺生(ふせっしょう) 故意に生き物を殺さない。
    • 不偸盗(ふちゅうとう) 与えられていないものを自分のものとしない。
    • 不邪淫(ふじゃいん) 不倫など道徳に外れた関係を持たない。
  • 口業
    • 不妄語(ふもうご) 嘘をつかない。
    • 不綺語(ふきご) 中身の無い言葉を話さない。
    • 不悪口(ふあっく) 乱暴な言葉を使わない。
    • 不両舌(ふりょうぜつ) 他人を仲違いさせるようなことを言わない。
  • 意業
    • 不慳貪(ふけんどん) 激しい欲をいだかない。
    • 不瞋恚(ふしんに) 激しい怒りをいだかない。
    • 不邪見(ふじゃけん) (道理を無視した)誤った見解を持たない。

以上の10項目

佛様と向き合うにはこれを守ります

もちろん過去に失敗があっても大丈夫

佛様は心が狭くありません(大声)

これからの姿勢でよいのです

 

でも 心が弱い人間ですから3歩進んで2歩さがる

弱い自分を少し笑って許しながら

明日を迎えれば良いではないかと思います