宝池寺 八大龍王宮

尼僧院ほのぼの日記

このブログは、檀家なし、信者なしのお寺にやってきた尼僧さんのほのぼの日記になります。 まだまだ数少ない、お寺で生きる尼僧という生き方があることを知ってもらいたい。 少しずつ変化していくお寺を観て頂くことでこの人里離れたお寺を知って頂きたい。 そんな思いで書いてます。

仏教信仰とは1−2 NEW

NHKONEで最近

某既存仏教団体の特集がありました

知人の方も出演しており

本当に素晴らしい方ばかりですが

番組で気になったのが

『もし お経の中に私(佛)に礼をする時には

両手を胸の前であわせて頭を下げるんだぞ 

と(経典に)書いてあったとしたら

手の無い人は辛いですよね

わたしは佛様も拝めない身体なのか 』

 

という部分です

個人的には

手がなくても頭を下げることができるなら

頭を下げれば良いし

身体が硬く動けないなら目を閉じるだけでも十分ではないだろうか

佛様は心は狭くないぞ(大声)

少し考えたら誰でも分かることなのですが

そこを僧侶である人が間違えた方向に信者さんを誘導して

信者さんが自分の考えの力で仏様に対峙することを

阻んでいるように思えるのです

いかがでしょうか

そして さも自分の宗派以外は上記のように身体の不自由な人は

正しく拝めないと言っている風にも感じるのです

も一度大声でいいましょう

佛様は心は狭くないぞ(大声)

そして既存仏教で身体の不自由な方が

不自由ななりに一生懸命拝むことを

問題にしている教義を見たことはありません

(気持ちが熱くなったので続く)