宝池寺 八大龍王宮

尼僧院ほのぼの日記

このブログは、檀家なし、信者なしのお寺にやってきた尼僧さんのほのぼの日記になります。 まだまだ数少ない、お寺で生きる尼僧という生き方があることを知ってもらいたい。 少しずつ変化していくお寺を観て頂くことでこの人里離れたお寺を知って頂きたい。 そんな思いで書いてます。

8月24日は御縁日

8月24日は御縁日

11時30から護摩焚きを行います

今月のナオライは

いなり寿司と素麺を予定頂いています

 

いなり寿司は米の稲穂から

狐の金色 そこからお稲荷さんをイメージした

ハレの食べ物とされています

 

三十年位前の話になりますが

海外で日系の方を訪問したら

いなり寿司でおもてなしを頂いたことが何度かありました

日系の方はもう3世位の世代で日本語を知らない方も多かったのですが

伝統として伝わった

お客様が来た時のハレの料理 

いなり寿司を

作っていただいたことを感じながら

ありがたく頂いたことを思い出します

日本では廃れた考えや文化がまだ海の向こうで

細々と残っていた時代だったのだと

今では懐かしく感じます

自分も日本の文化を後世に伝えていけたらと願います