宝池寺 八大龍王宮

尼僧院ほのぼの日記

このブログは、檀家なし、信者なしのお寺にやってきた尼僧さんのほのぼの日記になります。 まだまだ数少ない、お寺で生きる尼僧という生き方があることを知ってもらいたい。 少しずつ変化していくお寺を観て頂くことでこの人里離れたお寺を知って頂きたい。 そんな思いで書いてます。

ガウ犬がやっと出てきました NEW

ガウ犬がやっと出てきました

 

夢の中で自分が誰かとお話しをしていました

その後目の前にあった階段を登って行くと

白くて明るい廊下に出ました

廊下は緩やかな上り坂になっています

たくさんの猫がひしめきながら廊下を登っています。

その中にガリガリでよれよれの黒い猫が目についたので

「しんじゃう 何か食べないと」と声をかけましたが、

その猫も他の猫もこちらを向いてくれず

まるで聞こえていない様子で黙々と坂を上がっていくのです

自分は立ったまま上からの視線でしたので

動物たちの背中と頭だけが見える状態でした。

よく見ると

全ての動物が一心不乱に床をクンクンしながら前に進んでいます

 

そして猫に混じって小型犬もいました 

背中が銀色のヨーキーらしい犬をみつけ 

ガウ犬が居るのではと思い 

必死で目を凝らすと見覚えのある背中がありました

「ガウ犬」と大きな声をだすと

立ち止まりひよっこり顔を上げたガウ犬

「なんですか❓」という いつもの表情でこちらを見上げます

「あいたかった 寂しかったよ

ガウ犬は寂しくは無かった」

尋ねると

不思議そうな表情で首をかしげ

「何を聞いてるのですか

ずっと側に住職さんいたでしょう 

わたしの居るところは必ず住職さんが見守ってくれるのが当然。 

だからね、要するに自分の側に住職さんはずっと居ましたよ」

 

そして いつものように

(この先で食べ物をもらうから行かないとね)

「じゃあね」

参拝者におやつをもらいに玄関を出る いつもの調子で

また流れに沿い入って進んでいきました

フードは一粒の茶色い小さなドックフードらしいです

 

目が覚めて思ったのは

孟婆湯(もうばとう)のお話し

中国の神話では死後に転生するため

冥土に流れている“奈河”を超えなくてはいけないと伝えられています。

河には奈河橋という橋が架けられていて

橋の前で渡る時に与えられる「孟婆湯(もうばとう)」を飲み、

今生の記憶を忘れなければいけない決まりになっています。

犬の孟婆湯(もうばとう)は一粒のドッグフードなのかと思いました

そして 飼い主がずっと見守っているのは当然だから ずっと側にいたでしょう

ガウ犬らしい犬目線の回答でした

あの世でも おみごとです

成仏したのは自分の気持ちでした